永谷 直子(ながたに なおこ)
(所属)
・一橋大学言語社会研究科第2部門博士後期課程
・相模女子大学学芸学部日本語日本文学科非常勤講師
・横浜市立大学国際総合科学部非常勤講師
(研究テーマ)
・現代日本語文法、日本語教育(韓国語話者に対する日本語教育)
(研究室のPR)
・個人の研究テーマに限った議論に留まらず、研究とはどうあるべきか、日本語教育はどうあるべきか、といった広い視野にたった議論がなされています。留学生も多く、様々な視点からの活発な議論が行われています。「外国語」として日本語を見たとき、日本語はどのような言語なのか、学習者の視点から、日本語教師の視点から、など、多角的な議論が行われ、毎回多くの発見があります。
(研究業績)
研究論文
・永谷直子(2002a)「「わけだ」に関する考察―「わけ」の相対性に着目して」 『早稲田日本語研究』10、早稲田国語学会
・永谷直子(2002b)「「わけだ」と「のだ」に関する考察―情報の把握を示す場合」 『早稲田大学大学院文学研究科紀要』47 第3分冊
・永谷直子(2004)「「関連付け」を担う形式の分析―「わけだ」の連文的機能を考察する―」 『早稲田日本語研究』12、早稲田大学日本語学会
・永谷直子(2005)「「わけだ」の関連づけを再考する―関連づけの段階性という観点から」 『日語日文学研究』第52輯、韓国日語日文学会
・永谷直子(2007)「「わけだ」の推論過程と因果名詞「わけ」の連続性―いわゆる「納得の用法」を中心に―」『日本語論叢特別号 岩淵匡先生退職記念』
研究と資料の会
・永谷直子(2008)「「잘」과「よく」의 대응관계 고찰」 (日本語訳:「잘」(cal/jal)と「よく」の対応関係に関する考察) 『日語日文学研究』第67輯1巻/日本語学・日本語教育学篇、韓国日語日文学会
*정은정(鄭恩禎)氏との共著
・永谷直子(2010)「話し手・聞き手の「領域」から見た「わけだ」」 『東京大学留学生センター教育研究論集』16
口頭発表
・永谷直子(2002) 「「わけだ」に関する考察―「わけ」の相対性と「わけだ」の連文的機能について」国語学会2002年度秋季大会、徳島大学
・永谷直子(2004)「「わけだ」の関連付けに関する一考察―関連づけの段階性という観点から―」韓国日語日文学会2004年度国際学術大会・夏季学術大会、
霊山大学校釜山キャンパス
・永谷直子(2005)「因果名詞と連文機能」韓国日本学会(KAJA)第70回学術大会Proceedings、韓国日本学会、高麗大学校
・永谷直子(2006)「「よく」と「잘」に関する考察-「*週末はよく過ごしましたか」をどう説明するか」韓国日語日文学会2006年度国際学術大会・冬季学術大会、韓国外国語大学、*정은정(鄭恩禎)氏との共同発表
(修士論文要旨)