TRUKHINA ANNA(トルヒナ アンナ)
(所属)
・一橋大学言語社会研究科第2部門博士後期課程
(研究テーマ)
・日本語の再帰代名詞
(研究室のPR)
・庵ゼミでは、やさしい日本語や日本語教育文法といった教育関係の研究をしている人が多いですが、私のように教育とあまり関係のない統語論をやっている人もいます。「それは学習者にどう役立つの」「それは理論的におかしいんじゃないの」というように互いに刺激し合って、理論的に妥当で日本語学習者にも本当に役立つ研究を目指しています。庵先生はもともとは純粋な文法家で、教育に関係のあるものだけでなく、広い範囲で文法のことなら何でも聞けるので、文法に興味を持っている方には庵ゼミがぴったりだと思います。
(研究業績)
・トルヒナ・アンナ(2012)「再帰代名詞研究のこれまでとこれから―束縛原理の背景と展開―」『一橋大学国際教育センター紀要』3、一橋大学
・トルヒナ・アンナ「「自分」は再帰形であるのか」日本語文法学会第12回大会、東京(予稿集pp.175-182)
・トルヒナ・アンナ(2011)「ロシア語を母語とする日本語学習者の読点の使用実態―日本語母語話者との比較調査を通じて―」 第10回日本語教育研究世界大会、天津(中国) (予稿集pp.484-485)
・トルヒナ・アンナ(2011)「再帰形「自ら」に関する一考察」日本言語学会第142回大会、東京(予稿集pp.74-79)
(修士論文要旨)